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| 『オトコのコはメイド服がお好き!?』 イラストストーリー 2012年1月 ~Ep.1~ |
| 2012年 1月 10日(火曜日) |
![]() ユキ 「一年の計は元旦にアリ……っと」 それは元旦のこと。 まだ参拝客もまばらな早朝の神社の境内で、ユキくんは絵馬に筆を走らせていました。そこに力強く書かれた文字はと言うと――。 『オトコらしく!』 ユキ 「くぅーーーっ! なかなか良く書けてんじゃん、オレ! 去年は結局まわりに流されてオンナみたいなカッコ…… ていうかオンナそのものなカッコばかりさせられたからなぁ。 今年こそっ、今年こそはオトコらしく! オトコの道を極めてやるぜ!!」 決意の炎に瞳を燃やすユキくん! ――でしたが、ポンと肩をたたかれ我に帰ります。 トモ 「いつまでそうしているつもりだ、ユキ。 早くしないと仕事に遅れるぞ」 ユキ 「……ああぁ、わかってんよ。すぐ行くさ。 ――って、こら! 勝手にのぞくんじゃねえよ!」 ![]() トモ 「へぇ……『オトコらしく』ねぇ…」 ユキ 「わ、悪いかよっ! オレは今年こそ立派なオトコに――」 トモ 「だが……〝その格好〟で力説されても……なぁ?」 ユキ 「うぐっっ! し、仕方ねーだろっ! 明日から頑張るんだよ!!」 さてさて、〝その格好〟とは?? ここで話は遡って昨年12月、大みそかも迫ったある日のことです。 「はぁ……困りましたなぁ…はぁ」 閉店間際の閑散とした『CherryGirls』の店内で、見慣れる初老の紳士が大きなため息を漏らしていました。 ナオ 「あの…差し出がましいようですけど どうかなかったんですか? 大きなため息をされて」 「ああ…聞こえてしまいましたか。お恥ずかしい…」 あまりの深刻な様子に、思わず声をかけるナオくん。 わずかに顔をあげたその紳士はすがるような目でナオくんを見つめて語り始めました。 「実を言いますとワタクシ……」 ユキ・トモ・リオ「巫女さんのバイトぉ!!?」 ナオ 「うん、こちらの神主さんが巫女さんのお手伝いしてくれる人を探しているんだって。 ――それで、僕たちで助けてあげられないかなって 初老の紳士の正体は神主さん。 巫女さんのバイトを求めて四方八方を歩いた末に『CherryGirls』にたどり着いたのでした。 神主「巫女の務めと言えば誉れ高いお役目 一昔前なら、いくらでも応募の方がいたところなのですが… これも時代なのでしょうか」 ナオ 「まだ一人も決まっていないんだって。 ねぇ、僕たちで助けてあげられないかな? このままじゃ神主さん、お正月に一人ぼっちでかわいそうだよ」 エプロンのすそをギュッと握り、弟くんたちを見つめるナオくん。 腰をかがめ上目遣いの「お願い」モードなお兄ちゃんの姿に弟くんたちはと言うと……。 リオ 「……もしかして、ナオ兄 巫女さんの衣装が着たいんじゃないの?」 ナオ 「ええっ!?」 リオ 「ナオ兄ってさ、コーフンすると エプロンをギュッてするクセあるよね~? なにか楽しいコト、考えてるでしょ!」 ナオ 「えええええっ!!?」 リオくんの慧眼おそるべし!? 慌ててエプロンから手を離すナオくんでしたが、その慌てようが何よりの証拠ですよね♥ 神主「あの、無理にとは申しません。 皆さまにもご迷惑でしょうし……」 トモ 「いえいえ、神主さん、ご心配には及びません。 そのお役目、僕たちでよければ引き受けさせていただきましょう」 神主「おおっ! それは本当ですか!?」 ユキ 「おいっ、トモ! おまえまた勝手に――」 トモ 「ナオ兄はやる気まんまんだし…リオだってほら」 リオ 「うひゃーーー! 巫女さんと言ったらセイジュンハだよね! リオくん来年は新年早々セイジュンハ美少女めざしちゃうよ!」 ユキ 「く、くそぉお……決定事項かよ」 トモ 「それに〝ご主人様を笑顔でお送りする〟のが僕らメイドの 仕事だからね。このまま放っておくわけにはいかないだろう?」 ナオ 「そうだよね! トモくん、ありがと♥」 リオ 「おやおやぁ~、ナオ兄 コーフンが顔に出ておりますぞぉ~」 ナオ 「もうっ、リオくん!!」 一件落着、とばかりに笑顔で会話を交わす兄弟たち。 しかし当の神主さんの表情はまだ堅いようですよ。 神主「それでは、ぜひ皆さまにお願いしたいところなのですが…… 実を言いますと一つだけ重要な条件がございます」 ナオ 「条件…ですか?」 眉間にしわを寄せ、兄弟たちを見据える神主さん。 どこか迫力をたたえた表情に兄弟たちから笑顔が消えます。 神主「その条件とは……」 トモ 「条件とは?」 リオ 「どきどきどき」 ためらいがちに神主さんが切り出した条件とは――。 神主「みなさんは処女ですかな!?」 ナオ 「えっ!?」 トモ 「なっ!」 リオ 「ほぇ?」 ユキ 「しょ、しょ、ショジョーーーー!!??」 そう、巫女さんバイトの条件。 それは「処女」であることだったのです! トモ 「処女…というと、つまり、その…」 ナオ 「オトコの人と……エッチなことをしたことが 無いって…コトだよね?」 ユキ 「そんなことあるわけねーーだろーーーー!!!」 そりゃあ彼らは〝オトコのコ〟ですもの。 そんなことをしたことがあるわけないですよね。 神主「おお、すばらしい!! どの方も、この条件を聞くとご辞退されてしまわれたのですが…… これで全く問題はありません。よろしくお願いいたします!」 ナオ 「こちらこそ、お願いします!」 ユキ 「………」 リオ 「どしたの、ユキ兄?」 ユキ 「そもそも、俺たち処〝女〟じゃねーんだけど」 リオ 「まぁまぁ、野暮なコトは言いなさんなって!」 そして迎えた元旦の朝。 兄弟たちは見事な巫女姿に変身していたのでした! 白く清楚な和装は赤く縁取りされ、かわいらしいリボンのついた真っ赤なミニスカートが……って、あれ? ユキ 「で、なんで巫女さんがこんな短けースカートなんだよ! 普通、巫女さんって言ったら袴だろ、ハカマ!」 ![]() ナオ 「ちょっと…寒いかな、ミニスカートだと。 でも、お兄ちゃん剣道の寒稽古で慣れてるから大丈夫だよっ!」 ユキ 「そーゆーコト言ってんじゃなくてぇ~」 トモ 「まさに巫女メイド、と言ったコスチュームだが… どうやら参拝客のリピート率を高めるためのサービスらしい」 ユキ 「どこの世界に客の囲い込み考えてオリジナル巫女衣装つくる神社があるんだよ」 リオ 「も~、いいじゃんさぁ、かわいい衣装着れるんだから! リオなんて見てよ、獅子舞だよ? ぜんぜっんカワイクないよーー! 『お正月からセイジュンハ』計画はどうすんのさー(涙)」 トモ 「仕方ないだろう。お前のサイズの巫女服がなかったのだから」 ナオ 「リオくんのシシマイさん、とってもかわいいよ♥ さぁ、みんな今日一日がんばろうっ!」 憧れの巫女衣装(ちょっと違うけど)を身にまとい、寒さも吹き飛ぶ元気さイッパイのナオくんのもと、『CherryGirls』のメイドさんたちによる、一日巫女メイドご奉仕が開始されました♥ 参拝客「すみませーん、お屠蘇ださーい」 ナオ 「はい、お待たせしました!」 参拝客「そっちのお守りと、あと絵馬ふたつもらえますか?」 ユキ 「はいよ~っと、お守りと絵馬二つね」 参拝客「おみくじを引きたいのですが」 トモ 「はい、お生まれの歳を伺えますか? …では、こちらをどうぞ」 参拝客「わ~ぁ、お母さん! シシマイさんだよ!」 リオ 「がおーがおー、噛んじゃうよー がっつり噛んじゃうよー(棒読み)」 可愛い巫女さんたちに、参拝客の皆さんも大満足。 携帯で他の友達に連絡を取ったり、写メを送ったり……と。評判を聞きつけたのか、参拝客は増える一方です! 巫女さんバイト大成功――と誰もが思っていたのですが? 「へへへっ…… 人が増えてきたし、今ならいけるかな」 おっと! ちょっと悪そうな笑みを浮かべた参拝客が!? メイドさんたち、大丈夫なのでしょうか……!? 次回更新(1月Ep.2)は1月20日金曜日予定です。 お楽しみに♥ ■『CherryGirls』ご主人さま掲示板!! 『CherryGirls』のメイドさんランキング1位(リオくん調べ)のリオくんがお送りする、紳士淑女とメイドさんの社交場「ご主人様掲示板」がスタートするよ♪ このコーナーでは、ご主人様たちからのアツイ、アツイお便りを大募集! ご主人様たちのアイデアやイラストで『CherryGirls』をどんどん盛り上げてね♪ 募集コーナーは二つ! 「キャッチコピー募集」&「イラスト募集」だよ。さらにコスプレイヤーさん限定の応援プレゼント企画もスタート! こいつは見逃せないぜ~~♪ ◎各企画の詳細は以下をクリック! ■『CherryGirls』キャッチコピー大募集! ■『CherryGirls』メイドさんイラストを描いてね! ■コスプレイヤーさん応援企画! |

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